Increased long term mortality associated with rash after early measles vaccination in rural Senegal

Objectives: 麻疹予防接種後に発疹などの臨床症状がプラセボと比較して多いかどうかを検討し,接種後の症状とその後の死亡率との関連を検討した。

デザイン。 高力価および標準力価の麻疹ワクチンの試験において、接種後3週間の副作用を検討する。

患者。 下痢,発熱,発疹のサーベイランス対象として無作為に抽出された小児224名。

結果 高力価ワクチン接種者とプラセボ接種者の間で発熱や下痢に差はなかった。 しかし,高力価ワクチン接種者はプラセボ接種者よりも麻疹様皮疹が多い傾向があった. 高力価ワクチン接種者では,発疹を呈した小児は発疹を呈さなかった小児に比べ,その後の5~7年間における死亡率が高かった. 発疹を認めない高力価ワクチン接種者の死亡率は,生後10カ月に麻疹ワクチンの標準量を接種したプラセボ接種者と同等であった.

Conclusions: 高力価麻疹ワクチン接種後の発疹は,特に高用量のワクチンを接種した小児や,ワクチン接種後の免疫抑制が重症で持続している小児を識別できる可能性があることが示された. 高力価の麻疹ワクチンが標準力価の麻疹ワクチンよりもそのような反応を引き起こしやすいかどうかは,異なる力価の麻疹ワクチン接種後の副作用を比較しなかったことから,不明である. 今後の麻疹生ワクチンの臨床試験では,発疹の発生をモニターする必要がある.

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