Fertility of fully breast-feeding women in early postpartum period

Objective: 完全母乳育児女性の産後6週から8週の出血とホルモン分析で評価した生殖能力との関連性を検討する。

方法は以下の通り。 完全母乳育児女性72名を産後42日から前向きに追跡調査した。 膣からの出血は毎日記録した。 出血を経験した女性とそうでない女性を、排卵時期および初回月経の時期に関して比較した。

結果 半数近くの女性が産後6週間から8週間の間に何らかの膣内出血や点状出血を経験した。 これらの女性は、出血のなかった女性よりも最終的に月経と排卵が早まりましたが、その差は有意ではありませんでした。 この研究では、産後6カ月時点での月経と排卵の割合にそれぞれ20%の差を検出する検出力が34%と45%、1年時点での同じ差を検出する検出力が10%と16%であった。 7人の女性が産後56日目までに卵巣卵胞の発育を経験したが、産後8週間のどの女性においても出血と卵胞の発育は排卵と関連していなかった。

結論 産後8週間の完全母乳育児女性における膣内出血が受胎能力の回復を意味することは考えにくい。

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