最終更新日:2020年3月24日 by Klaus Crow
写真:Bigstock photo
もし、メジャースケールで一つのポジションを演奏する方法が分かって、指板全体に渡って演奏する準備ができていれば、このレッスンこそが次ステップとなるのです。
メジャー・スケールを弾いたことがない方は、まずこちらの記事をご覧ください:初心者・中級者向けメジャー・スケールの弾き方ガイド
メジャー・スケールはすべてのスケールの母であり、他のすべてのスケールに対する基準点でもあります。
5つのC-A-G-E-Dスケールシェイプ(Cシェイプ、Aシェイプ、Gシェイプ、Eシェイプ、Dシェイプ)は、指板全体を囲むように配置されています。 また、「シェイプ」は「ポジション」と呼ばれることもあります。 この記事では、Gメジャー・スケールを例にしています。 つまり、5つのスケール・シェイプ(下記参照)はすべてGメジャー・スケールです。
これらのスケール・シェイプを指板の上下に移動するだけで、12キーすべてに適用することができます。 例えば 例えば、5つのシェイプを1段(2フレット)上に移動させると、すべてのシェイプがAキーになるので、5つのAメジャー・スケールのシェイプが完成します。
5つのスケール・シェイプは、CAGEDシステムから派生しています。 CAGEDシステムがどのようなものか分からない方は、こちらをご覧ください。 CAGEDシステムとは? (指板の鍵盤)
各スケールシェイプはコードシェイプと関連しており、そのコードシェイプを囲んでいるので、それぞれのスケールシェイプの名前を簡単に確認することができます。 下の各図では、スケール・シェイプと、そのスケール・シェイプに囲まれているコード・シェイプ(赤と緑の点で構成されています)を見ることができます。
PLAYING THE SCALE SHAPES
ダイアグラムを見ながら、各スケールシェイプを一番低いルート音(赤い音)から始めて、高いE線の最後の音まで(上昇)、低いE線の最初の音まで(下降)、そしてまた最初のルート音に当たるまで(上昇)演奏してください。 タブ譜には、各スケールシェイプの上昇と下降の演奏方法が示されています。
Tips
– ピックを使ったスケールシェイプの練習は、オルタネート・ピッキング奏法(ダウン、アップ、ダウン、アップなど)で行います。
– まずはゆっくりと練習し、それぞれの音がきれいに、クリアに聞こえるようにしてください。
– 各スケールシェイプのコードシェイプをイメージしてください。
– 各スケールシェイプを完全に演奏できることを確認してから次のステップに進んでください。
– 忍耐強く、粘り強く、すべてを身につけるには時間がかかります。
– 繰り返し、定期的に練習することが成功への鍵です!
Have fun!
G Major Scale – E Shape / Position 1
G Major Scale – D Shape / Position 2
G Major Scale – C Shape / Position 2
G Major Scale – E Shape / Position 3
G Major Scale – D Shape / Position 4
Gメジャースケール-Aシェイプ/ポジション4
Gメジャースケール-Gシェイプ/ポジション5
G Major Scale – E Shape / Position 3
G Major Scale – D Shape / Position 4