光学光学顕微鏡の視野の直径は、中間像面で測った直径をmm単位で表したものが視野番号である。 視野番号は通常、顕微鏡の接眼レンズに記載されています。 顕微鏡の視野は次の式で求められる。
視野=視野番号(FN)÷対物レンズ倍率
実体顕微鏡で補助レンズを使用している場合は、その倍率も対物レンズ倍率に乗じて次の式で求められる。
視野=FN÷(対物レンズ倍率×補助レンズ倍率)
一般に接眼レンズの倍率が低いほど、FNは高くなります。 例えば5倍の接眼レンズのFNは26mmですが、10倍の接眼レンズは22mm、30倍の接眼レンズは7mmしかありません。
倍率が高くなると顕微鏡の視野は小さくなります。 上のアブラムシを顕微鏡で見ることを考えると、仮にアブラムシの足だけを拡大して見る場合、倍率が高くなる一方で視野は確実に狭くなります。