子宮とは、女の子の膣の入り口を包む薄い膜のことをいいます。 通常、半月のような形をしており、月経血が膣から流れ出るための空間が残っています。
微小孔性子宮とは、この薄い膜が膣の開口部をほぼ完全に覆っていて、真ん中にごく小さな穴が開いているだけで、月経血が流れ出しにくくなっている状態をいいます。
患者さんは、テキサス子供病院の小児科および思春期婦人科の専門家に診てもらうことができます。
原因 & 危険因子
小孔式子宮は先天性の疾患で、生まれつき存在していることを意味しています。 これは、子宮膜が胎児のうちに正しく発達しない場合に起こります。
症状 & 種類
思春期になり、生理不順になるまで症状が出ないこともあります。
症状としては、以下のようなものがあります。
- 生理が通常の4~7日より長く続く
- タンポンの挿入や取り出しが困難または苦痛
- タンポンを挿入できない
- 性行為中に痛みや出血がある。
診断 & 検査
小孔性子宮は通常、新生児か、思春期に女の子の生理に問題が生じたときに診断されます。
診断は身体検査で行います。
治療 &ケア
ほとんどの場合、不完全子宮と同様に、小さな手術を行って余分な子宮組織を取り除き、通常のサイズの膣口をつくります。