ボストン大学、「風と共に去りぬ」との関連でマスコット名変更を検討

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2020年7月1日

BOSTON (WHDH) – ボストン大学は、社会における人種差別についてキャンパスで考察する中で、「風と共に去りぬ」との関係からマスコットの名前を変えることを検討しているそうです。

1922年に学生たちの投票で、大学のマスコットをボストン・テリアとすることが決まりました。 しかし、ブラウン学長は、その愛称であるレットがいつから一般的に使われるようになったのかは不明であると、水曜日にコミュニティに宛てた手紙の中で書いています。

「はっきりしていることは、『レット』は、クラーク・ゲーブルとヴィヴィアン・リーでハリウッド映画となったマーガレット・ミッチェルの小説『風とともに去りぬ』の主人公の一人を指しているということです」とブラウン氏は続けます。

さらに、学校の色はスカーレットで、これは本や映画に出てくるもうひとりの恋愛の主人公であるスカーレット・オハラと関係があるかもしれないと付け加えました。

「映画と私たちのマスコットの名前の間のこの一見かわいい関係にもかかわらず、事実、映画の描くアメリカの南北戦争、戦後復興、奴隷制は不快なものなのです。 そして、なぜ奴隷制度廃止論者によって設立された大学で、私たちの伝統とは全く相反する人種差別的な描写のある映画の登場人物の愛称をマスコットにつけるのか、人々が疑問を持つのは当然です」とブラウンは書いています。 「4268>

ブラウンは、芸術学部のハーベイ・ヤング学部長と同窓会関係のスティーブ・ホール副学長に、マスコットの愛称としてレットを引退させるべきかどうかを調査する委員会の共同議長を依頼しました。 委員会には、卒業生コミュニティ、学部生と大学院生、教授陣、および陸上競技部門の代表者が含まれます。

大統領の検討のための勧告は、10月中旬までに行われる予定です。

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