アレルギーに悩まされている方は、その悲惨さをご存知でしょう。 幸い、子どもや大人のアレルギー症状を予防・治療するための市販薬がたくさんあります。
薬を選ぶときは、ラベルの有効成分欄に注目しましょう。
一般的なアレルギー症状の場合
Loratadine (Claritin) | Cetirizine (Zyrtec) | Fexofenadine (Allegra)
これらの新しい抗ヒスタミン薬は、副作用なしにアレルギーが起こらないように設計されています。 毎日使うのが一番効果的で、2歳以上の子供向けです。 高用量で眠気を催すだけです。 これら3つの薬はいずれも非常に効果的ですが、効き始めるまでに時間がかかることがあり、時には数時間から数日かかることもあります。 ほとんどの人は、どれが一番好きか決まっています。 あなたのお子さんに最も適したものを見つけ、パッケージの服用量に関する情報を参考にしてください。 (ジルテック & クラリチンの表を含む、キッズ+服用ガイドもご覧ください。)
鼻の症状には
Triamcinolone (Nasacort)
子供の症状が主に鼻である場合、ステロイド鼻スプレーは素晴らしい選択肢となりえます。 この薬には、ごく少量の局所ステロイドが含まれており、鼻づまりや鼻汁を減少させることができます。 2歳以上のお子様で、アレルギーシーズンに毎日使用しても安全です。
オキシメタゾリン(アフリンなどとして販売)を含む点鼻スプレーは、お子様のアレルギー治療にお勧めしません。
目の症状には
Ketotifen (Zaditor, Alaway, Zyrtec, Claritin eye drops)
Ketotifenは外用抗ヒスタミン薬です。 3歳以上の子供の目のかゆみや涙に1日1回使用しても安全です。
「赤みを抑える」ことを目的とした目薬(バイシンなど)は、子供のアレルギー治療にはお勧めしません。
皮膚症状
じんましん
単純なじんましん(唇、舌、顔の腫れはなく、呼吸に問題はない)は、どの抗ヒスタミン薬で治療してもよいでしょう。 一般的にはジフェンヒドラミン(ベナドリル)が最も早く効くのでお勧めです。
接触性皮膚炎
ハイドロコルチゾン1%軟膏またはクリーム
刺激物(蚊に刺されたりウルシなど)に接触して痒い皮膚の小さな部分には、ハイドロコルチゾンが有効です。
いずれの場合も、お子さまの症状がひどい場合は、当院にご連絡ください。
当院では、お子さまの症状の原因がわからない場合、アレルギーの診断のお手伝いをいたします。 また、お子さまがアレルギーの市販薬を試してみて、まだ症状が続いているようでしたら、お知らせください。 人によっては、処方された薬のほうが効く場合もあります。
お子さまのアレルギーについて、ご質問やご不明な点がある場合、また、市販薬の使い方がわからない場合は、いつでもご連絡ください。
ケリー・マギー医師は、キッズプラスでお世話になりました。