人間は電気を通す存在であり、他の物質と同じように電気抵抗を持っています。 人体の電流の流れに対する抵抗は、
- 内外の水分;
- 露出した表皮下組織;
- そして皮膚の厚さによって異なります。
人間の抵抗値は高い方で約10,000オーム、濡れるとわずか約1,000オームとなるそうです。 オームとは、電流の流れに対する物質の抵抗またはインピーダンスを表す単位であることを覚えておいてください。
例として、一般的な 120 ボルトの家庭用回路に人が接触した場合、どれだけの電流が流れるか見てみましょう。 高い方では、人間の抵抗が約 10,000 オームなので、電圧 120 を抵抗 10,000 で割ると、流れる電流が計算できます。
これは知覚レベルの1ミリアンペアをはるかに上回り、15ミリアンペアの「手放し」閾値よりわずかに低い値です。
水に濡れていたり、水の中に立っていたりすると、より優れた導体となり、抵抗が少なくなります。 電流の流れは、電圧120を低くなった抵抗1000Ωで割ると、0.12アンペア、つまり120ミリアンペアの電流が流れることがわかります。 これは心臓を細動させ、感電死させるに十分な電流である
。